今だからこそ見てほしい、初代ゴジラ(ネタバレあり)
シン・ゴジラやアニメ版ゴジラで盛り上がっているゴジラシリーズ。
でも、今だからこそ。特撮感想一発目だからこそ。
初代ゴジラを推していきたい!
※初代ゴジラのネタバレがあります。ご注意ください。
1,原点にして頂点
おおまかなあらすじとしては、
①巨大な怪獣が現れた!
②恐竜の生き残りが放射能で怪獣になったみたい!
③怪獣が東京に現れた!
④新兵器で倒すぞ!
こんな感じです。
この流れはシン・ゴジラでも使われています。
「でも、昔の映画だから古臭いんじゃないの?」と思う方もいると思います。
でもそんな人ほど見てほしい!見た後のギャップを感じてほしい!
2,逃げ惑う人々の鬼気迫る演技
この映画は戦後間もない1954年に公開されました。
僕が非常に恐ろしいと感じたのは逃げ惑う人々のリアルさです。
わが子を抱きしめながら「お父ちゃんのとこへ行くよ…」という母親。
「いよいよ最後です!さようなら、さようなら!」と言いながら最後まで中継する記者達。
避難所で母親が亡くなった時の子の「おかあぁぁぁぁぁぁぁさあぁぁぁぁぁん!!」と泣き叫ぶシーン。
今でもこのシーンはきついです。
3芹沢博士の苦悩
物語の中盤になると、新兵器オキシジェン・デストロイヤーが登場します。
しかし、開発者の芹沢博士は核兵器のように戦争使われるのではないかと苦悩します。
「使うのは今回一回限りだ」そう言って、ゴジラ撃退に向かいますが…
CGの技術が上がった今だからこそ、この映画を見てほしい。
昔の映画だからって、登場人物の鬼気迫る演技や特撮の技術は今と比べても
なにも見劣りしない名作だと思う。